細引き棒の作り方
![ガラス棒を熱する](img/tentuke/01_2hiki.jpg)
ガラス棒の中央部を、玉を巻き取るときと同様に、炎の上の方でゆっくり回転させながら20秒ほど余熱します。
![炎の中にガラス棒を入れる](img/tentuke/02_2hiki.jpg)
色が少し変わってきたら炎の中にガラス棒を入れます。
![肉溜を作る](img/tentuke/04_2hiki.jpg)
ガラス棒が溶け始めたら、ガラス棒の両端を中央部に軽く押す感じで肉溜を作ります。
![まんべんなく炎をあてる](img/tentuke/05_2hiki.jpg)
肉溜が落ちないようにガラス棒の向きを変えながら、まんべんなく炎をあてます。
![肉溜が熱くなったら](img/tentuke/06_2hiki.jpg)
肉溜が十分熱くなったら、
![ガラス棒を炎からはずす](img/tentuke/07_2hiki.jpg)
ガラス棒を炎からはずし、ガラスがたれ落ちないように手前・奥と交互に手を反転させながら、
![ガラス棒をゆっくり左右にに引き伸ばす](img/tentuke/08_2hiki.jpg)
左右にゆっくり引きのばします。
![細引き棒を引き伸ばす](img/tentuke/09_2hiki.jpg)
細引き棒を引くときは、速く左右に引くと極細の棒になり、ゆっくり引くと中細の細引き棒が出来ます。何度か試してコツをつかんで下さい。
![ガラス棒を冷ます](img/tentuke/10_2hiki.jpg)
冷めてガラスが伸びなくなる直前にピンと糸を張るような感じで、細引き棒を引き、歪みがないようにしておきます。
![ピンセットでつかむ](img/tentuke/11_2hiki.jpg)
引き終わったらすぐに利き手側のガラス棒を作業台に置きピンセットに持ち替えます。ピンセットの先端を水で濡らし、作業台に置いている側の細引きした棒を挟みます。まだガラスが熱いので水で急に冷やされるとヒビが入り切り離すことが出来ます。
![ガラス棒から切り離す](img/tentuke/12_2hiki.jpg)
もう一方も同様にしますが、両端を切り終えるまで利き手でない側はガラスを作業台から少し浮かせて持っていると、ガラスの熱が作業台に取られないため切り離しやすく、転がる危険も減らせるのでより安全です。
切り端はガラスが割れ易いのでケガをしないように注意しましょう。
細引き棒の作り方の補足動画
【 細引き棒を作るから切り離すまでの一連の流れの動画をみる 】
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