トンボ玉制作・バーナーワークの基本工具
トンボ玉を作るためのバーナーワークに必要な材料や工具を紹介します。面倒な方は、トンボ玉キットが手軽です。(左上から順に)離型剤・わら灰・保護用メガネ・分全バーナー・鉄板・水・ガラス棒・芯棒・テーブルの保護用材。
準備するもの一覧
- 分全バーナー
- ガラス棒
- 芯棒
- 離型剤
- ケガキ棒
- ピンセット
- ヤスリ
- わら灰
- 水
- 保護用メガネ
- エプロン
- 鉄板
- ガラス置き
- テーブル保護用材(ベニヤ板など)
トンボ玉制作キット
カセットボンベ式のバナーと基本的な工具や材料があらかじめセットになったトンボ玉キット(とんぼだま工作セット)もあります。このキットがあればバーナーワークをはじめることができます。
分全バーナー
ボンベ式、エアー式など種類はありますが、温度は低いものの安価で手にはいる分全バーナーはビギナー向き!プロパンか都市ガスかによって器具も変わります。ガスの種類を事前に確認して下さい。
分全バーナー¥3622/東急ハンズ
分全バーナーボンベ式1セット¥9975/東急ハンズ
ガス用ホース1m¥498/ホームセンター
ガス栓プラグ¥698/ホームセンター
ゴム管用ソケット各¥698/ホームセンター
カセットボンベ式バーナー
オール電化やガスホースを引けない家庭ではカセットボンベ式のセットもあります。
機種により使用時間に幅が(30分から1時間30分位)あるので購入前に確認が必要です。
芯棒
直径1㎜~様々な太さが揃う。
素材は鉄、ステンレスなどを用いる。鉄は安価だが錆が出る。ステンレスは高価だが錆びない。
素材の特徴を考慮の上お好みで!
鉄製-直径1.5㎜ 10本セット¥420/東急ハンズ
離型剤
芯棒へガラスを巻き取る際、金属に直接ガラスを巻き取るとくっついてしまうので、予め芯棒に付けておくもの。
離型剤は粉で売っているので、水で溶いて、大きめのインスタントコーヒー瓶などのいれものに入れおくと蓋もでき乾燥が防げるので便利。溶き加減は天ぷら衣位。
長く使わない場合も時々混ぜると良い。混ぜる回数が増えると粘りのある離型剤となり、玉を巻き取る時に離型剤がはがれにくくなる。
佐竹製-粉1袋\525/東急ハンズ
水
ガラスを切るときや熱くなった道具を冷やす為に用意する。
ジャム瓶やコップなど安定の良い容器に入れておく。
※手持ちの瓶やコップで十分
ケガキ棒
玉の形を整えたり模様を付けたりする時に使う。
ケガキ棒または、ケガキ針¥315/東急ハンズ
ピンセット
溶けたガラスの細工や不要な溶解ガラスを取り除くのに使う。
ピンセット¥315/東急ハンズ
ヤスリ
ガラス棒を切る時や完成した玉のバリ削りに使う。
目立て用ヤスリ¥798/ホームセンター
ガラス棒
鉛入りガラス棒(クリスタルガラス)が色も豊富で溶解温度が低く扱い易いです。
なるべく同じメーカーで揃えるとガラスの膨張係数が同じになって作業しやすいでしょう。
佐竹製55㎝1本¥336/東急ハンズ
わら灰
大きな玉を作った場合室温に置いておくと割れてしまうので、わら灰の中に玉を入れ徐々に冷やす(徐冷する)ことで割れを防止します。
わら灰の他徐冷マット、バーミキュライトなどがある。
バーミキュライト¥420/東急ハンズ
徐冷マット¥1575/東急ハンズ
保護用メガネ
割れたガラスやバーナーの光から目を守る。ちょっとしたサングラスでも代用できる。
エプロン
割れたガラスが膝に飛んだ場合の保護用。化繊は溶けるので木綿の物がよい。
※手持ちの物で工夫して
作業台の保護材
家庭のテーブルで作業する場合、焦げや傷を防止するため、ベニヤ板や耐火ボードなどの作業板を用意するとよいでしょう。
写真はデニム生地を敷いた上にカーボン板を置いています。
鉄板
解けたガラスをつぶしたりするときに土台として使います。
鉄板のほか、ステンレス製のコースターなど1辺が10cm程度のメッキされていない物を用意します。
写真ではカーボン板が同様の役目をします。
ガラス置き
熱いガラスを直接作業台に置くと危険なので、安定して置けるトレイや台を用意するとよいでしょう。
写真では木の棒に数ヵ所溝を付け、ガラスがころがらないよう工夫しています。